こんにちは!
ITエンジニアのYukiです。
PostgreSQL資格のOSS-DB Gold取得を目指して、今回で273日目です。
「OSS-DB Gold リテイクフリー サマーキャンペーン 2022」ということで、落ちても再受験無料となるキャンペーンをやっていたので、思い切って申込みました!
もう一度無料で受けられるというのは、気が楽ですね。
1回目の受験は9/15までということなので、ダメ元で受けることにしました。
受験直前ということで、これまでの総復習をしました。
試験までの期間が短いので、短期間で効果の出る方法でやりたいと思います。
復習方法としては、以下の2つをやりました。
- 「PostgreSQL高度技術者育成テキスト」の模擬問題集をもう1周解く(3週目)
- セミナー資料でセルフレクチャー勉強法を試す
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1点目は、一度解いた問題をもう一度と解くというものです。
覚えたつもりが、試験の時に忘れてしまっていたというのでは悔しいですし。
また、一度やった問題なので、短時間で復習できるのもポイントです。
2点目のセルフレクチャー勉強法というのは、人に教えるつもりで説明することで記憶に残りやすくなったり、理解があやふやなところがわかったりする勉強法だそうです。
わかったつもりになっているところがあぶり出されれば、復習にもってこいです。
あわせて、セルフレクチャーに良い資料を探す中で見つけた、OSS-DB Gold受験者におすすめのセミナーの資料を6本ほど紹介します。
Photo by Wolfgang Hasselmann on Unsplash
模擬問題集の復習
まずは、これまで学習してきた試験対策本の模擬問題集をもう1周しました。
[PR]<『LPI-Japan OSS-DB Gold 認定教材 PostgreSQL 高度技術者育成テキスト』をAmazonで探す>実は1か月ちょっと学習を中断してました。
忘れかけているので、思い出せるよう、模擬問題集をもう1周全問やりなおしました。
模擬問題は、本番の試験と同様に以下の4分類に分かれています。受験直前の正解率は以下の通りでした。
- 運用管理 (18/25)
- 性能監視 (16/21)
- パフォーマンスチューニング (19/20)
- 障害対応 (12/14)
全80問ですが、過去に解いた問題なので、休日に半日ほどでできました。
正解率は81%。
合格ラインが70%なので、まあまあくらいの出来でしょうか。
ずいぶん忘れていたので、よい復習になりました。
セルフレクチャー勉強法
セルフレクチャー勉強法とは、テキストなどを自分に教えるつもりで、声に出して説明する勉強法だそうです。
以下の手順を踏むことで、記憶に定着しやすくなるそうです。
- 内容を理解する
- 声に出して説明する
- 自分の耳で聞く
また、理解があやふやなところはうまく説明できないので、理解したかのチェックになります。
面白そうなので、試してみることにしました。
学習に使う教材としては、Webで公開されているセミナー資料を活用させてもらうことにしました。
教材は本でもよいのですが、分量が多いので直前の復習には向かないと思いました。
さらに一工夫として、Zoomで録画しながらやってみました。
自分の説明を見直すと、思った以上に下手で気づきになりました。
Zoomは無料版でも録画が可能なので、よかったら試してみてください。
(※録画したものの公開には著作権者の許可が必要なので、私的な範囲内で)
OSS-DB Gold 受験者におすすめのセミナー資料
最後に、OSS-DB Goldを受験しようとする方にちょうどよいと思うセミナー資料を6本紹介します。
2022年9月現在Webで公開されていて、レベル的にもOSS-DB Goldの出題範囲と重なるものです。
LPI-Japanの技術解説セミナー
「OSS-DB Exam Gold Ver.2.0 技術解説無料セミナー」
「OSS-DB Exam Gold Ver.2.0 技術解説無料セミナー」山田 努 (SRA OSS. Inc.)(PDF)
まずは、LPI-Japan公式のOSS-DBの参考資料ダウンロードページで公開されているセミナー資料です。
試験自体の説明と、出題範囲の一部(運用管理、性能監視、パフォーマンスチューニング)の技術解説がされています。
出題範囲が網羅されているわけではないですが、弱点のチェックに使えると思います。
PostgreSQL Conference Japan 2021のセッション
昨年のPostgreSQLカンファレンスのチュートリアルセッションから、OSS-DB Gold受験者に特に参考になりそうなものを2つ紹介します。
「Vacuum徹底解説」
「【T3】Vacuum徹底解説」澤田 雅彦 (EDB)
Vacuumの詳細解説です。
トランザクションID周回問題についても解説されています。
以下、プログラムの紹介文から引用します。
本講演では、Vacuumの仕組みの解説を通して、Vacuumはどのようなことをしているのか、なぜVacuumで問題が起きるのかを整理します。その後、問題を未然防ぐ方法、発生した問題への対処方法について紹介します。
( 日本PostgreSQLユーザ会 > PostgreSQL Conference Japan 2021 > 【T3】Vacuum徹底解説 より)
「PostgreSQLバックアップ実践とバックアップ管理ツールの紹介」
「【T1】PostgreSQLバックアップ実践とバックアップ管理ツールの紹介」黒田 佳祐 (NTT OSSセンタ) (PDF)
こちらは、バックアップについてです。
論理バックアップと物理バックアップの両方について、基礎から具体的な手順も含め解説されています。OSS-DB Silverの範囲とも重なってますが、よい復習になると思います。
また、pg_rmanやBarmanなどのツールについての解説もあります。このあたりは出題範囲に入っていないと思いますが、Goldを受験する方には興味深いのではないでしょうか。
公開先: 日本PostgreSQLユーザ会 > PostgreSQL Conference Japan 2021 >【T1】PostgreSQLバックアップ実践とバックアップ管理ツールの紹介
EDB PostgreSQLテクニカルウェビナー
EDB社のPostgreSQLテクニカルウェビナーにも勉強になるものが多いです。
以下で紹介するもの以外にも、過去のウェビナーが公開されているのでチェックしてみてください。
「PostgreSQL 入門 :アーキテクチャ編」
「PostgreSQL 入門 :アーキテクチャ編」澤田 雅彦(EDB)
プロセス、メモリ、ディスクなど、PostgreSQLのアーキテクチャについての解説です。
レベル感としては、「内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則」の本と同じくらいに感じました。復習にちょうどよいかもしれません。
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「PostgreSQL 入門:クエリ処理編」
「PostgreSQL 入門:クエリ処理編」澤田 雅彦(EDB)
こちらはクエリ処理の内部動作についての解説です。実行計画の読み方もされています。
こちらのレベル感も「内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則」の本と同じくらいに感じました。
「PostgreSQLのロックマネージャをアンロックする」
「PostgreSQLのロックマネージャをアンロックする 〜前編/後編〜」鈴木 幸市(EDB)
ロックに関する詳しい解説です。
レベル感としては、「内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則」の本よりも一段と詳しい解説になっています。深く理解できるので、返ってわかりやすいかもしれません。
まとめ
受験直前の総復習ということで、復習方法のご報告と、おすすめのセミナー資料6つのご紹介でした。
復習方法としては、模擬問題集を、短時間でもう一度やるのが効率的だと思います。
セルフレクチャー勉強法というのも効果があるかもしれません。
また、以下のセミナーの資料をおすすめしました。
- 「OSS-DB Exam Gold Ver.2.0 技術解説無料セミナー」山田 努 (SRA OSS. Inc.)(PDF)
- 「Vacuum徹底解説」澤田 雅彦 (EDB)
- 「PostgreSQLバックアップ実践とバックアップ管理ツールの紹介」黒田 佳祐 (NTT OSSセンタ) (PDF)
- 「PostgreSQL 入門 :アーキテクチャ編」澤田 雅彦(EDB)
- 「PostgreSQL 入門:クエリ処理編」澤田 雅彦(EDB)
- 「PostgreSQLのロックマネージャをアンロックする 〜前編/後編〜」鈴木 幸市(EDB)
いよいよ試験本番です。
落ちてももう1回ありますが、緊張しますね。
前日は良く寝て、本番に挑もうと思います。
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