OSS-DB Silverの勉強方法
試験対策本で出題範囲を一通り学んだあと、繰り返し練習問題を解く方法で勉強します。
対策本は、LPI-Japanの認定教材があります。
緑色の本です。
OSS教科書 OSS-DB Silver
[PR]<『OSS教科書 OSS-DB Silver Ver.3.0対応』をAmazonで探す>定価\4,378(税込)(2023/9/30現在)と少しお高いのですが、公式の本なのでこれを使うことにします。
その後の練習問題は、Ping-t(ピングティ)の「最強WEB問題集」を使います。
情報処理技術者試験やCCNA、Linucなど、IT資格全般の問題集を有料または無料で提供しているサイトです。
以下、それぞれ詳細を説明します。
Photo by Sneha Cecil on Unsplash
緑の本
「OSS教科書 OSS-DB Silver Ver. 2.0対応」
約400ページの教科書です。
基本から解説してあるので、データベースの知識がないところからでも、この本だけでSilverの範囲を勉強できそうです。
私はPostgreSQLに関しては素人なので、一から勉強することにします。
リレーショナル・データベースの基礎知識など、Oracleと共通する部分は、読み飛ばしてしまえばいいでしょう。
実は、この本、1つ罠があります。
OSS-DB 試験には、
PostgreSQL 9.0~に対応したVer. 1.0と
PostgreSQL 10~に対応したVer. 2.0があり、
認定教材もVer. 1.0と2.0があります。
間違えて、Ver. 1.0の方を買わないようにしましょう。
どちらも緑の本で似ているので、タイトルをよく見て買います。
PostgreSQL 9.0というと2010年のリリースで、日進月歩のPostgreSQLの世界では大昔のバージョンです。
機能やデフォルト設定なども変わってきているので、混乱しないように、転がっていてもやめておきましょう。
Ping-t
練習問題として使うのは、Ping-tの「最強WEB問題集」です。
他の試験でお世話になった方もいるのではないでしょうか?
私は今回初めて利用します。
スマホとパソコンから使えるので、隙間時間で勉強できて便利です。
隙間時間はコロナ禍であまり移動しなくなったので減っていますが、パソコンを立ち上げて勉強となると面倒です。
勉強までのハードルはできるだけ下げておきたいです。
Ping-tの練習問題は、資格によって、有料/無料が分かれているのですが、OSS-DB Silverは有料の方です。
プレミアムコンテンツという名前で、1か月だと\2,400(税込み)かかります。
長期だと割引で安くなりますが、1か月でSilverまで行く予定なので、1か月分だけ契約します。
# なお、期間が終わる前なら、割引価格で延長できるようです。
クレジットカードで決済するとすぐ使えるようになります。
PostgreSQL自習書
後で知ったのですが、Oracleなどのデータベースのスキルがある人なら、緑の本で一から勉強しなくても、良い教材があります。
PGECons(ぴーじーいーこんす)の出しているPostgreSQL自習書です。
2020年度の成果物で、2021年5月に発表されたばかりです。
PGECons(PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム)は、エンタープライズ向けのPostgreSQLの推進を行っている団体です。
毎年、PostgreSQL普及のための成果物を作成・発表しています。
PostgreSQL自習書は、PostgreSQL技術者育成のため、特にOracle技術者が自習できる教材になっています。
しかも 無料 で公開されています。
内容は60ページほどで、解説の範囲にはGoldも含まれているようです。
Oracle技術者を最短で実践レベルにするための本です。
知っていれば、こちらで勉強していました。
まとめ
以上より、緑の本を一通り勉強してから、後はひたすらPing-tの問題集を解く戦略です。
もし、すでにOracleをマスターされているかたなら、PGEConsのPostgreSQL自習書を読んだ後、同様にPing-tを解くのが良いと思います。
それでは、Silverの勉強を始めます!
コメント